税理士の独立への道㉚-環境の重要性を見逃していないか?

Q 専門家として生きていくうえで重要なことを教えてくれますかA 自分を動かしてくれる環境です。解説

締切が近づけば、動き出すことができます。

何だか動き出せない1日ってありますよね。
気分が乗らず、やるべきだとわかっていることに着手できず、ウダウダ、モヤモヤして時間が過ぎてしまう1日があります。

とはいえ、締切が目前に迫れば、重い腰が上がるものです。
動き出さざるを得ない期限があれば、人は動けるものです。

朝の会議があれば、早起きして開始時間に間に合うように動くのではないでしょうか?
納期があれば、その日までに頑張って完成させようとするのではないでしょうか?

人は決して「意志が弱い」から動けないのではありません。
「動かないといけない環境」にいないから動かないだけです。

毎日続けると決めたことは、その日中にやり切ろうという動きにつながります。

「毎日継続する」と決めた自分との約束は、なんとか守ろうという動きにつながります。
その日の終わりが約束の期限となりますので、その日中にやり切ろうと、動き出せるようになるものです。

1日の区切りをうまく使って期限を設けることで、「やらざるを得ない環境」を作ることができます。

自分の意志の弱さを嘆くのではなく、「動き出せる環境」を作ることを意識しましょう。
強固な意志を持って続けているように見える人も、これを習慣化しているだけです。

自分の意志なんかに頼らず、環境を作って自分を動かしていきましょう。